1947-08-25 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第12号
○瀧澤證人 當時の水あめの受渡しは、私の組合の職員が岩崎澱粉化學工業所の倉庫において受渡しをいたしましたが、品物の性質はとにかくといたしまして、非常に容器の不良なものを使つてあつたという報告を聽いております。
○瀧澤證人 當時の水あめの受渡しは、私の組合の職員が岩崎澱粉化學工業所の倉庫において受渡しをいたしましたが、品物の性質はとにかくといたしまして、非常に容器の不良なものを使つてあつたという報告を聽いております。
あるいはああだ、こうだと言つてとにかく岩崎澱粉化學工業の辯明一色であつたのであります。それで私たちも仕方がない。大久保氏がやらないというものをやつたと言つてみたところで始まらない。とにかく大久保氏が、そのときの話ぶりによつて自分は動いておるとは言わないけれども、警保局長と會つたとか、やれどこへいつたとかいう話から總合して、確に陰で大久保氏が動いておつたという事實だけは私たちは感じたのであります。
○川端證人 寶亭の問題につきましては、私が御證言申し上げましたように、岩崎澱粉化學工業社の生産者からたしかに警視廳の勸告の通り東京都が直接受取つてくれて、その通りに私たち業者の菓子工が中へ入つて渡しました。
しかし岩崎澱粉化學工業の業務の運營の状況は前會において私が證言申し上げましたようにガラス張りで、正々堂々とやつておる。そうして現在までいろいろ從業員幹部、その他の話も聽きまして、私はあらゆる材料に基きまして證言をいたしております。
警視廳の生活課を通じて、内務省から管内の小谷野町三十八番地、岩崎澱粉化學工業所に次のような違反の疑いある事實に關する投書が進駐軍にあつたから、特に愼重を期して調査をし、そうして十日以内の期限付きでその結果を報告しろとの指示を受けたのであります。その違反の疑いある事實の第一點は、多量の水あめ及び澱粉が隱退藏してある。第二點は、多量の砂糖が隱匿してある。
ところが岩崎澱粉化學工業でもこの方の兒童配給用にしたいと當初から考えておりました。それを當時警察の方でそういうことの御意見もございまして、それでたまたまこちらの方と警察の方との意見が合つて、そのあめは任意供出の扱いを受けるべきものであつということで御了解がいただけるだろうと思います。
○川端證人 補足して申し上げておきまするけれどもこれはただ一人岩崎澱粉化學工業のやり方ではございません。長い間の業界の慣習でもございますし、特にこれはいわば公認されたやり方として業界においてとられておる方式でございます。
これは葛飾區小谷野町三十八番地岩崎澱粉化學工業所、こういうように御承知願いたいと思います。 それから世耕指令書というのは新聞で聞きましたけれども、私どもは一向存じません。またこの事件は世耕指令によるものにあらずして、申告によつて私の方が先に調べているのでありますから、その指令書によらざることを申し上げておきます。
俊英君 荊木 一久君 小島 徹三君 鍛冶 良作君 北浦圭太郎君 辻 寛一君 水田三喜男君 野本 品吉君 中野 四郎君 徳田 球一君 出席政府委員 總理廳事務官 國鹽耕一郎君 委員外の出席者 議 員 世耕 弘一君 證人 都内葛飾區小谷野町三八番地、岩崎澱粉化 學工業